福島県 長谷川建設(株) 様

#777 思い知った!ICT建機以外の選択肢はない。

■■ 現場詳細 ■■ 福島県本宮市五百川
既存の堤防の幅を広げるための河川海岸改良工事
【施工範囲】延長 200m 【施工土量】掘削 400m³/盛土 440m³/盛土法面 640m²
【ソリューション】Smart Construction Retrofit/ペイロードメーター/Smart Construction Quick3D
【稼働機械】PC78USi/PC78USレトロフィット装着機
(掲載月:2023年3月)

やってみないと分からない!ICT活用工事

■■導入経緯■■

(株)長谷川建設 事業部 土木部長 渡邉淳行さん
人手不足や手間・工数削減を考慮した上でICT施工の必要性は以前から感じていて、興味もありました。スマートコンストラクションセミナーへも何度か参加し、ICT建機やソリューションについての説明を受けましたが、実際自分で使用してみないと本当の良さは分からないと思っていました。
今回の現場は福島県発注の小規模工事で、ICT活用工事での発注ではありませんでしたが、ICT施工のメリットを考え発注者と協議し「とにかく、やってみよう!」とICT活用工事へ変更することとなりました。従来機では都度図面を確認しながら作業を進めていきますが、ICT建機ではモニターに表示される計画線に沿って作業を進めることができるため、建機からの昇降回数が減ることで昇降時のリスク軽減・安全性向上が見込め、更に丁張り設置の手間・工数削減にも期待し導入を決めました。

費用対効果を実感!一度使えば良さが分かる

■■導入効果■■

()長谷川建設 事業部 土木部長 渡邉淳行さん

今回の現場では、段切りや法面整形の荒仕上にPC78USレトロフィット装着機を活用しました。掘削土の積込みの際にはペイロードメーターで管理を行ったことで積載量が一目瞭然で、過積載防止に役立ちました。

導入するにあたり価格面が最もネックでしたが、丁張りの手間が省けたことで日数短縮になり、日当たり施工量も向上したため、不安は解消され、ICT建機以外の選択肢はないと強く思いました。この良さが分かればみんな導入を考えると思うため、もし決めかねている現場があれば、一度使ってみる価値は十分にあると思います。

また、新しく登場したSmart Construction Quick3Dを使ってみましたが、スマートフォンで撮影するだけで誰でも簡単に点群データ生成が行えるため、施工の経過観察などにも役立てられると思いました。

今後は自社で3次元設計データを作成し、 Smart Construction DashboardSmart Construction Droneで現場全体を3次元で管理して効率化を目指していきたいと思います。また、次の機会ではぜひSmart Construction Fleetも活用したいと思っています。


(株)長谷川建設 様

昭和43年 長谷川工業所として創業  昭和54()長谷川建設設立

経営方針 一、地域の皆様に質の高いサービスを提供し、地域にかけがえの無い価値の有る企業を目指します。一、地域に根ざした企業活動を通じて、地域の発展に貢献します。一、仕事や行動に責任を持ち、お互いに技術を高め地域に貢献できる企業風土を創ります。一、社員皆の心と体が健康で、安心して仕事が出来る企業を目指します。一、社会貢献を通して地域の皆様に信頼される企業を目指します。

  • 事業部 土木部長 渡邉淳行 さん


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