群馬県 荒井建設(株) 様

荒井建設(株)営業部長 栗原達也さん
この現場の掘削工がＩＣＴ活用工事での発注だったため、ＩＣＴ建機を導入することは初めから決まっていました。しかし、私自身ＩＣＴ活用工事をするのが初めてで、多少の不安を抱きながらの機械選定でした。そんな中でコマツの担当営業から現地の状況を確認してもらい、施工面積やオペレーターの経験値などを考慮した結果、PC128USのレトロフィット機を提案してもらいました。
周囲からも「ＩＣＴ建機と言ったらコマツ！」との声も聞いていましたし、施工実績の多さは安心材料のひとつになりました。
今回、熟練のオペレーターが乗ることになっていたため、マシンガイダンス機能と熟練オペレーターの技との融合を期待して、Smart Construction Retrofitの導入を決めました。

荒井建設(株)営業部長 栗原達也さん
評判通り、丁張りをかけずに施工できるのは一番のメリットだと感じました。丁張りをかける手間はもちろん削減されましたし、丁張りを倒してしまう心配も、かけ直す手間もなくなりました。オペレーターからは、設計面に近づくと音が鳴って知らせてくれる機能が好評でした。一般建機と同じように掘り進めていき、音が鳴ったらモニターで設計面を確認するという流れが自然とできていました。オペレーターも丁張りを気にすることなく施工でき、その点のストレスが軽減されたと思います。マシンガイダンスと熟練の技がうまく融合し、予想していたよりもスムーズに施工が進みました。
今回は小規模な工事でしたが、施工前に期待していた効果以上のものが得られました。大規模な河川や道路改良工事であれば、より効果を感じることができると思います。今まではオペレーターの腕頼りだった複雑な整形などにも、今後はマシンガイダンスを活用して若手にも実績を積んでもらいたいです。