(株)晃立 監理技術者 片岡道和さん
まずPC200iのマシンコントロール機能にとても感動しました。モニター上に表示される設計データ以上に掘り込まないよう建機が制御されるため、丁張りレスでも設計通りの施工をアシストしてくれます。そして、建機に搭載されているモニターでは、色の変化で施工箇所の出来形確認が容易にできるため、水中部も堀り残しの心配をせずに施工することができました。施工した箇所に刃先を合わせて高さ確認もでき、検測員を建機周りに配置する必要がなく安全面も向上したと思います。また、 Smart Construction DashboardではICT建機の施工データより算出される施工数量を確認でき、Smart Construction Fleetではペイロード機能で取得した土砂の積込履歴を確認できるため、パソコン1台で現場全体の土の動きを把握することができました。データが一元管理されるため現場に出る回数が減り、これらのデータを発注者様からのアンケートや調査票にも活用しました。今回スマートコンストラクションを導入したことで、ICT施工の魅力や現場を見える化することの可能性を改めて感じることができました。