■■現場詳細 ■■東京都府中市
水道局の建物を新設するため、約6,000本の木を伐採してからの造成工事
【施工土量】切土 6,500m³
【稼働建機】PC200i
【ソリューション】ペイロードメーター
(掲載月:2022年8月)
ライチ(株)
土木部長 岡部隆さん
以前より、社内では今度規模の大きい土工事を落札できたらICT施工に挑戦しようという話が出ていました。しかし、現場の人間の間ではICT施工というと難しいイメージがあり、現場管理人やオペレーターが嫌がるのではないかという不安もあり中々踏み切れずにいました。そのような折に大規模な土工事を落札し、コマツでICT施工に初挑戦することを決めました。決め手となったのは、2020年頃よりICT活用工事を落札できた時に向けてデータ作成方法を教えてもらっていたため、コマツなら安心して任せられると感じたからです。また、サポート体制もしっかりしているため、現場の人間も安心して施工できると考えました。
ライチ(株)
土木部長 岡部隆さん
今回スマートコンストラクションを導入して1番効果を感じたのは測量作業の工数削減でした。従来施工であれば3人で10日間ほどかかる作業でしたが、ドローンを使用して測量したことにより1人で半日ほどの作業で完了できました。暑い日の作業だったため、作業時間と作業人数が減少したことで熱中症のリスク削減ができ、安全性の向上にもつながりました。導入前はICT施工に対して「難しそう」というイメージを持っていたオペレーターも、楽しみながらICT建機の納入指導を受け、操作方法をすんなりと覚えることができました。午前中に納入指導を受けて午後には1人で施工を始めていたため、コマツはICT建機の性能も指導のレベルも高いと感じました。今回の工事でのサポートはもちろん、わが社がICT建機を導入する前から、ICT施工の落札を想定し、施工について様々なことを教えてくれていたため信頼して任せることができました。またICT施工に挑戦する時があれば、ぜひスマートコンストラクションを利用したいと思います。
平成23年創業
建設業を通じて地域の皆様に、社会に貢献していく為に今我々に何が出来るのか、
お客様の創造する未来に、世の中が、次世代が創造する未来に微力ながら貢献したい、
そのような考えのもと誠意をもって努力して参りました。
今後も急速に進むICTを率先しながら価値のあるものを提供していきます。