■■現場詳細■■
熊本県球磨郡
令和2年7月に球磨川流域で発生した豪雨災害の災害復旧工事
【ソリューション】
Smart Construction Fleet
■■導入経緯■■
国土交通省 九州地方整備局
八代復興事務所 建設専門官 梅田真吾さん
災害復旧工事のため、毎日300台ほどのダンプが行き交うことが最初からの課題でした。ある日ダンプの通行に関して1件の苦情が入り、その場所を通過している数社に状況確認を行いました。ほとんどが苦情時のダンプの運行に関して明確な証明ができない中、その内の1社がSmart Construction Fleetを導入していたことから、運行記録により苦情があった時間にその場所にいなかったことが証明されました。この実績を6社9現場が集まる安全協議会で情報共有したところ、各現場が導入メリットを感じ、安全協議会に参加する全ての現場でSmart Construction Fleetを導入することになりました。また、Smart Construction Fleetの機能の一つである統合ダッシュボードを活用し、全現場でお互いの運行状況を把握できるようにしました。
労力削減、安全意識向上に!
工事全体での活用を期待
■■導入効果■■
国土交通省 九州地方整備局 八代復興事務所
工務第一課工務第二係長 樺嶋恭平さん
今回は安全協議会に参加する全ての現場がSmart Construction Fleetを導入したのがポイントで、1現場でも欠けていたら統合ダッシュボードの有効活用ができませんでした。発注者としては、渋滞しそうな場所でダンプが連なっていないか、指定外の待機場所にダンプが待機していないかなど、これまでは直接現地に出向いて確認する方法しかありませんでしたが、導入後は職場のモニターでダンプの運行状況を確認できたため、大きな労力削減となりました。また、これまでの主なダンプの運行状況の管理方法としては、各現場のダンプが何台で何回走っているかという台数管理くらいだったのですが、導入後はダンプの走行履歴なども確認できるため、苦情が入った際にすぐにアプリを見て迅速に対応できるようになった点も良かったです。なお、現時点ではダンプの事故が発生しておらず、Smart Construction Fleetがダンプ運転手の安全意識の向上に良い影響を及ぼしていると考えています。今後も工事は続いていきますので、引き続き当安全協議会での活用はもちろん、このようなアプリの活用が図られていくことを期待しています。
掲載月:2022年7月
#718全現場の動きが見える!統合ダッシュボードでの管理に挑戦!
リスクの芽を摘む!
安全協議会全体での運用開始
■■現場詳細■■
熊本県球磨郡
令和2年7月に球磨川流域で発生した豪雨災害の災害復旧工事
【ソリューション】
Smart Construction Fleet
■■導入経緯■■
国土交通省 九州地方整備局
八代復興事務所 建設専門官 梅田真吾さん
災害復旧工事のため、毎日300台ほどのダンプが行き交うことが最初からの課題でした。ある日ダンプの通行に関して1件の苦情が入り、その場所を通過している数社に状況確認を行いました。ほとんどが苦情時のダンプの運行に関して明確な証明ができない中、その内の1社がSmart Construction Fleetを導入していたことから、運行記録により苦情があった時間にその場所にいなかったことが証明されました。この実績を6社9現場が集まる安全協議会で情報共有したところ、各現場が導入メリットを感じ、安全協議会に参加する全ての現場でSmart Construction Fleetを導入することになりました。また、Smart Construction Fleetの機能の一つである統合ダッシュボードを活用し、全現場でお互いの運行状況を把握できるようにしました。