熊本県 (株)技建日本 様

#717 現場だけじゃない!業務時間外やダンプの帰宅ルートも遠隔管理

■■現場詳細 ■■
熊本県球磨郡球磨村
R3球磨川掘削及び芋川災害復旧その1工事
令和2年7月豪雨により河川内に堆積した土砂の撤去を進めて河川の流下能力の回復などを図るための工事
【施工延長】398m 【施工土量】掘削31,000m³
【ソリューション】Smart Construction Fleet/Smart Construction Retrofit
【稼働建機】PC200(レトロフィット機)

(掲載月:2022年7月)

きっかけは発注者からの勧め ダンプの動態管理に挑戦

■■導入経緯■■

()技建日本

統括部長 中本一久さん

令和27月豪雨災害以降、球磨川の河道掘削現場が複数同時施工されています。これまで不透明だった現場のダンプの稼働状況が見えるようになるため導入してみてはどうか、という発注者からの勧めがあったことがきっかけですが、ダンプの運行状況や走行履歴などをデータとして見られるのは、何かあったときの証明にも使えると考えました。またICT施工については、担当営業から詳しく提案を受けていたことが決め手となり、Smart Construction Fleetとレトロフィットキット装着のPC200を導入することにしました。

統合ダッシュボードで災害復旧工事全体を共有

■■導入効果■■

()技建日本

統括部長 中本一久さん

Smart Construction Fleetの活用方法として、最初は自現場のダンプが昼休みに指定箇所に停まっているかなどを見ていました。従来では巡視したり、苦情が来たりしないと分からないため、事前に対策できるのは良いと思いました。また、統合ダッシュボード機能で、 Smart Construction Fleetを導入している他現場のダンプを色分けして総合的に見えるようにしてもらったため、現場ごとのダンプの状況が分かりやすく、とても良かったです。1日の終わりに駐車場方面にダンプが向かっている様子を見ると、今日は終わって帰っているなということを事務所から確認できました。今回はダンプの動態管理、ICT施工と遠隔臨場も導入していたため、全てが初めてで取り掛かりは大変でした。同様にオペレーターもICT施工未経験で不安だと言っていたため、初めは飛び飛びで丁張りをかけましたが、操作に慣れると建機から降りることもなくなりました。平場の幅が広いと、途中が掘れているかを計測する必要がありますが、レトロフィット機には3次元設計データが入っているため、その手間を削減することができ、その分安全管理に注力できて良かったです。


(株)技建日本 様

品質方針

誠実・責任・進歩・貢献を基本理念とし、顧客の期待を超える製品を提供する。

 

  • 統括部長 中本一久 さん


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