熊本県 丸昭建設(株) 様

#716 工事現場に思いやりを!地域の早期復興へ向けた取り組み実施

■■現場詳細 ■■
熊本県球磨郡球磨村
R3球磨川掘削及び那良川災害復旧その1工事
令和2年7月豪雨により球磨川河川内に堆積した土砂の撤去工事
【施工土量】掘削 37,800m³
【ソリューション】ペイロードメータ/Smart Construction Fleet/Smart Construction Retrofit
【稼働建機】PC200i/PC200

(掲載月:2022年7月)

ICT建機使用は当たり前!+αの安全管理で生産性向上

■■導入経緯■■

丸昭建設()

江藤昭信さん

当現場はICT活用工事と決まっていたため、掘削はICT建機で行う予定でした。また、一級河川球磨川の災害復旧工事ということで10箇所ほどの現場があり、各現場で土砂を運ぶダンプトラックが多数稼働しているため、クレームが発生することが予想されました。管理方法について検討していたところ、担当営業よりSmart Construction Fleetでは走行箇所や速度などの履歴を確認でき、正確な対応が可能になるという提案を受け、導入を検討しました。当現場は現場管理を1名で行う予定にしていたため、ICT建機プラスαで過積載対策とダンプトラックの運行管理などの安全管理技術を導入し、生産性向上を図ることにしました。

何よりも安全が最優先!結果は自ずとついてくる

■■導入効果■■

丸昭建設()

江藤昭信さん

現場事務所にモニター画面を2台設置して、Smart Construction Fleetの運行状況と、スマートコンストラクションアプリの現場進捗を常に見えるようにしていました。安全協議会の中でSmart Construction Fleetの活用事例を紹介したことで、参加している6社全てが導入することになり、統合ダッシュボードの機能を活用して全現場分を一括して確認できるようにしました。また、ダンプトラック数十台が縦列で走るとどうしても威圧感が出るため、一般車両への配慮として、信号で詰まったり他社車両が来たりしたら少し待機して間隔を空けるようにするという運転手とのやり取りにも活用し、安全運転やモラルに関する意識改善につながったと感じています。そして、ペイロードメータは袋詰め根固め工にも活用しました。従来のように目見当でなく、クレーンの吊りモードでも吊って加重確認をすることで二重管理し、計測通りの結果となったことで、クレーンでの吊り作業の安全確保もできました。今後も災害復旧のための河道掘削工事は続くため、ICT施工を取り入れながら安全に、効率よく、一日も早い復旧を目指して施工を進めていきます。


丸昭建設(株) 様

人と自然の調和

丸昭建設株式会社は「地域の皆様に喜ばれるモノづくり」をモットーに地域の発展とともに歩んでまいりました。

「大胆細心」。可能性に大胆に挑戦し、細心の心配りで確かなモノ作りに励む。

この信条を心に、新しい時代を支える企業となるよう、これからも情熱を持って取り組んでまいります。

  • 江藤昭信 さん


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