静岡県 (株)繁美建材土木 様

#713 ICT施工で河床掘削が転変 更なる期待ふくらむ

■■現場詳細 ■■ 静岡県下田市稲生沢川
稲生沢川国土強靭化対策工事 洪水被害を防ぐため、土砂や樹木を撤去する工事
【施工範囲】13,500m²【施工土量】切土9,460m³
【ソリューション】スマートコンストラクションアプリ
【稼働建機】PC200i

(掲載月:2022年7月)

ICT活用5現場目!費用対効果を見据えて

■■導入経緯■■

()繁美建材土木

工事部 主任 佐々木和彦さん

昨年、初めてICT施工に挑戦しました。ICT掘削での発注でしたので、工事をとるからにはやるしかないという感じでした。最初は不慣れでわからない点もありましたが、一度踏み出したので、昨年は3現場でICT施工を行いました。本年度は更に経験を積んで、実績を残していきたいと考えていて、今回で5現場目となります。常に従来施工とICT施工を比較し、費用対効果を見据えて、継続してICT施工を活用していきたいと思います。

ICT活用で作業効率アップ

■■導入効果■■

()繁美建材土木

工事部 主任 佐々木和彦さん

正直、今まで丁張りをかけていたことが馬鹿馬鹿しく思ってしまいます。従来機と比べ施工スピードが全然違うので作業効率がいいし、何より仕上がりがキレイです。河床掘削では建機の方でデータ化されていて間違いがないため見直す必要もなく不安が全くありませんでした。水中部の掘削であっても掘削床の確認をする必要がないし、施工履歴データを利用することで大雨が降った後でも官公庁に説明する強みになります。また、スマートコンストラクションアプリの統合は素晴らしく今まででは考えられない技術です。現場を離れていても進捗状況を事務所のパソコンで見ることができるので、現場が把握しやすくなりました。また、出来形を色分けしたヒートマップの生成・出力ができ、座標データや設計データも抽出できるので、掘削が終わっている所は非常に分かりやすいです。土量ボリュームがあればある程、ICT施工の方が断然得だと思います。大土工で切土盛土のある現場ならなおさら最高じゃないかと思います。若い人材がなかなか入ってこない中で、ICTでの施工は欠かせないと感じています。


(株)繁美建材土木 様

1980年 創立

緊急工事があれば駆けつける体制を整えライフラインの確保に努めています。

住みたい街、下田を住みやすい地球を作っていきたいと考えております。

  • 工事部主任 佐々木和彦 さん


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