(掲載月:2022年6月)
(株)重信組
現場代理人 松山美嗣さん
時代の流れに取り残されることなく、新しい風を取り込んでいくことが、変革期を迎えている建設業界でも重要だと考えています。今回初めてのi-Construction型工事を行うにあたり、ICT講習会への参加や担当営業から説明を受けたりしましたが、話を聞くだけでは全く想像できませんでした。しかし最新のICT建機やダンプの動態管理システムを活用することで、高い精度で無駄のない施工が可能になると考え、 導入を決めました。
(株)重信組
現場代理人 松山美嗣さん
若手もベテランもICT建機を操作するのは初めてで戸惑いもあったようですが、慣れてくると3次元設計データ通りに作業機が止まるため、掘り込みを気にする必要がなく、とても作業しやすかったと言っていました。また、従来のダンプの動態管理では、積込場付近になるとダンプ運転手からオペレーターに都度連絡を入れていましたが、 Smart Construction Fleetを導入したことで、ダンプが近づくと自動でオペレーターに通知がいくため作業効率が上がり、安全性の向上にもつながりました。さらに、位置情報や走行速度などの走行履歴が残るため、苦情などが入った際には遡ってデータを確認し、自社ダンプではないことなどの証明ができる点も良かったです。20数年前、ICT開発初期の頃に東京まで研修に行ったことがあり、当時は衛星を利用して施工が行えるようになるのは30~40年先だろうと思っていました。想像よりもずっと早く衛星を利用したシステムが開発され、こんなに正確に施工できるとは・・・!という感じです。トータルで見て、ICT活用工事は本当に最高でした!
創業 1961年 「重責・信頼・信用」をスローガンに、高い技術力と提案力、
環境への配慮ができる企業として、地域から必要とされる100年企業を目指す。