(掲載月:2022年6月)
柴﨑建設(株)
現場代理人 井上誠さん
当社は2015年より積極的にICT活用工事を行い、 3次元設計データ作成やTLS測量の内製化を進めるなど実績を積んできました。スマートコンストラクションも毎年導入していて、ICT建機の性能やSmart Construction Fleetの設定手順などを理解していることもあり、今回も導入を検討していました。いつも使い慣れているPC200i-11を準備してもらうのですが、作業内容によって使い分けるために、今回はペイロードメータの機能が使用できるレトロフィットキット装着のPC200も併せて導入することに決めました。
柴﨑建設(株)
現場代理人 井上誠さん
今回はPC200レトロフィット機を粗掘削、積込とペイロードメータに使用しました。マシンコントロール機と比べても機能が充実していて、タブレット画面の操作や正対方向表示なども見やすく、オペレータからの評判も上々でした。 PC200iでペイロードメータを使用する際には、本体モニタとペイロードメータ用のタブレットが2箇所になり視界を遮ることがありましたが、PC200レトロフィット機は1つのタブレット画面で切り替えながら作業ができるため、安全性も向上しました。
Smart Construction Fleetでは、ダンプの運転手へ向けた音声メッセージをカスタマイズできるため、緊急連絡の発信などに活用し、スムーズな連絡を行うことができました。2015年に初めてスマートコンストラクションを導入して以来、ICT建機やソリューションの進化をずっと見てきたため、いずれは衛星の影響を受けないICT建機が開発されることに期待しています。
顧客の満足と信頼を得るため、顧客ニーズを的確に把握し
技術向上と安全施工を心がけると同時に地域住民の協力を得て、地域社会の発展に貢献していきます。