福岡県  (株)大和土木 様

#698 小規模現場でも問題なし!レトロフィット機でICT活用工事実現

福岡県田川郡添田町
遠賀川支流の彦山川築堤護岸工事
災害に強い河川整備を目的とする工事
【施工距離】 170m
【施工土量】 盛土 3,300m³
【ソリューション】 Smart Construction Retrofit
【稼働建機】 PC78US

(掲載月2022年5月)

大型機で施工できない現場へ 中型レトロフィット機を導入

■■導入経緯■■

()大和土木

現場代理人 徳永文人さん

当社は5年ほど前からICT活用工事に積極的に取り組んでいます。今回は小規模な法面整形の施工現場でしたが、発注者と協議の結果、小規模現場でもどんどんICT建機を有効活用しようということになりました。しかし現場が狭く、自社保有のHB205マシンガイダンス機が使用できませんでした。ICT活用工事の対象となっている法面箇所の施工期間が1ヶ月程度の見込みだったこともあり、担当営業に相談したところ、レトロフィットキット装着のPC78USを提案されたことが導入の決め手となりました。

不安も解消! 少人数施工と安全な現場へ

■■導入効果■■

()大和土木

現場代理人 徳永文人さん

これまでは自社機の後付けマシンガイダンス機で施工することがほとんどだったため、PC78USレトロフィット機は初めての使用でした。最初は精度に少し不安があったため、Smart Construction Roverを固定局として導入していました。一度TS測量で施工面と設計面が合っているかを確認したところ特に問題がなかったため、「これなら大丈夫だね」と安心し、私が現場に行かずともオペレータ任せで施工することができました。従来では建機の近くに手元作業員を置いて高さ確認をしていたため、今回のように足場が狭い現場では建機と作業員の接触が懸念されます。今回はPC78USレトロフィット機を導入したことにより手元作業員が不要となり、建機と作業員の接触リスクが無くなったことで安全に作業できました。ICT建機の良いところは、丁張り設置などの様々な工数が削減されることです。その結果少人数での施工が可能となり、工期短縮と生産性の向上が実現しました。


(株)大和土木 様

創業1968

経営理念

長年にわたり培ってきた技術力と、今後さらに進化するICT技術を積極的に活用し、安全施工第一を念頭に置き、災害に強い街づくりを目指す。

「創意・誠意・熱意」をもって社会に貢献してまいります。

  • 現場代理人 徳永文人 さん


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