(有)平原工業
代表取締役 平原隆三さん
発注者から広大な現場の図面を頂いた段階で、ICT技術を活用した現場の見える化など何か工夫できることはないかと考え、担当営業に相談しました。初心者でも仕上げ作業ができることや、ICT建機のモニタ画面に3次元設計データが表示されることにより掘削深さが一目でわかり、従来の測量や手元作業員が削減できるという説明を受けICT活用を検討しましたが、この現場で最初の2か月程は従来施工で掘削・盛土の作業を行いました。しかし調整池を作る工程に入り、落差が25mあったことや人員削減などを考慮し本格的にICT建機の活用を検討し、導入を決めました。
(株)万福工業
代表取締役 平原剛さん
D61PXiはブルドーザ初経験のオペレータが施工したので、最初は練習も兼ねて通常機として使用していました。徐々に慣れてきて途中からICTブルドーザとして使用すると、3次元設計データに沿ってブレードが自動制御されるため、傍から見ても初心者が運転しているとは思えないほどのスピードと出来栄えで施工できていて最高にいい!と思いました。またPC350レトロフィット機は、GPS測量機を中に搭載しているかのような感覚がいい!と思いました。ICT建機以外の建機では平面図を頼りに自分の頭の中で断面を想像していたものが、ICT建機ではタブレット画面に3次元で表示されるので、頭で考えなくても完成形が頭に浮かび、掘削高さも画面に表示されることで後戻りの作業がなくなりました。当現場は8~9か月かかるような広大な現場ですが、2か月短縮くらいのペースで施工できていることや、人員を半分近く削減できていることなどから、もうこのICT建機がないと仕事ができない!と思えるくらい頼りにしています。
創業以来長い歴史の中で培われた職人技術と精神で常に新しい技術を積極的に取り入れお客様のニーズに的確にお応えします。