(株)宗和建設代表取締役 松田頼和 さん
(株)ゴセケン生産事業部 作業所長 梅本広美 さん
創業 1998年 奈良県橿原市の建設会社 ICT技術を積極的に採用し、 建設業が抱える 生産性や安全性の課題解決に 取り組むことを『決意』している。 社長の信条は『自分の決意は絶対』
■■現場詳細■■ 奈良県発注の御所市の公共施設の建設と周辺公園の整備を行う現場。御所市近郊の山間部に位置し、約45,000m³を8ヶ月で造成。 【ソリューション】 Smart Construction Retrofit ■■導入経緯■■ (株)ゴセケン 生産事業部 作業所長 梅本広美さん 現場を管理する上で、とにかく人手が足りないことに数年悩まされていました。そこで今回の現場の受注と共に、レトロフィット機の導入に踏み切りました。本現場は、施工エリアも施工数量も普段施工している現場よりかなり大きく、受注当初から人手不足が懸念点でした。そのため、3次元マシンガイダンスのレトロフィット機を導入し、少しでも作業効率を上げ、施工遅延を絶対に避けたいという思いから導入を決めました。 (株)宗和建設 代表取締役 松田頼和さん 以前より、レトロフィット機の導入を希望していて、3次元マシンガイダンスを現場に導入することで、限られた人員で施工が進み、安全にもつながり、現場管理面からも作業者にも利点しかないと考えていたため導入を決めました。
■■導入効果■■ (株)ゴセケン 生産事業部 作業所長 梅本広美さん 現場監督の測量を待つことなく、タブレット画面でオペレータ自身が施工面を確認できるようになり、これまで確認のために都度行っていた測量も不要になり、作業時間は従来施工に比べ大幅に短縮されました。大きな現場にもかかわらず、人員を増強することなく順調に施工は進み、現場監督はタブレット画面で確認しながら、レトロフィット機が完成地形を正しくガイダンスしてくれました。現場に張り付く時間が大幅に減り、明るい時間に事務作業もできるようになり、施工効率の大幅な向上を実感しています。また、施工時間短縮による工期短縮は、年間施工件数を増やすことができ、会社の売上向上にも貢献すると思います。 (株)宗和建設 代表取締役 松田頼和さん 手元作業員なしに作業ができるようになったことで、これまでヒヤっとしていた作業がなくなり安全面でも導入効果を実感しています。これからの施工になくてはならない3次元マシンガイダンスのレトロフィット機を手に入れ、今後の現場での活躍に期待しています。
掲載月:2022年4月