工事部 工事課 管理係 主任 笠原茂さん
昭和39年3月設立 あらゆるモノを繋ぎ 地域社会をコミュニケイト! 土木から建築、除雪まで 地域社会の発展を支える さまざまな分野に対応する 総合建設業
■■現場詳細■■ 福島県耶麻郡猪苗代町 川の中に溜まった土を取り除き、流れを良くするための工事 【施工延長】500m 【施工土量】掘削 3,000m³ 【ソリューション】 スマートコンストラクションアプリ ■■導入経緯■■ 東信建設工業(株) 工事部 工事課 管理係 主任 笠原茂さん 数年前に造成工事でICT建機を使用した時に、丁張りの必要が無く、省力化が図れることを実感していたので、今回の河道掘削工事でも少人数で効率良く、安全でスピーディーな施工ができるだろうと思いました。また、積雪の多い地域なので丁張りが雪に埋もれて見えなくなる心配がありますが、ICT建機があれば安心して施工ができると考えました。さらに、川の中は急勾配で土質も柔らかいため日々地形が変わりますが、ICT建機の施工履歴を出来形管理に活用できます。このことが一番の決め手となり導入しました。
■■導入効果■■ 東信建設工業(株) 工事部 工事課 管理係 主任 笠原茂さん PC200iの導入により、キャビン内のモニタ画面で高さ確認ができるので、川の中に人が入って確認することもなく、オペレータ1人で安全に作業を進められましたし、管理者は事務所にいながらスマートコンストラクションアプリで現場の進捗状況を確認することができました。また、施工履歴データの活用で、従来の出来形管理の計測にかかる手間と時間が大幅に削減できました。計画が変更になった場合は、修正した3次元設計データをICT建機へ送信するだけで済むので、丁張りのかけ直しも不要でスピーディーな施工ができました。ICT建機があれば、積雪で丁張りが埋もれる心配もないので怖いものなしでした。今後は、SMART CONSTRUCTION Dashboardで現場を3次元で管理できるようになるのが楽しみです。
掲載月:2022年2月