山口県 (株)舞田興業 様

#1014 スマートコンストラクションⓇで課題を解決!ICT施工が当たり前に

■■ 現場詳細 ■■山口県岩国市
平瀬ダム錦川総合開発事業の残土処理工事。木質バイオマス燃料を作成する工場として活用する
【施工数量】土量:切土121,500m³ 盛土125,000m³
【ソリューション】Smart Construction Dashboard/Smart Construction 3D Machine Guidance/ドローン測量
【稼働建機】PC138US/PC78USマシンガイダンス装着機
(掲載月:2025年6月)

ICT施工が今後増えていくことを見越して

■■導入経緯■■

(株)舞田興業 社長 井上圭介さん
当社では、以前に河川浚渫工事において、ICT建機をレンタルで使用した経験がありました。その際、施工効率や精度の高さを実感し、「将来的にICT施工が当たり前になる」と考え、自社でSmart Construction 3D Machine Guidanceを4台購入しました。
そのタイミングでちょうど今回の土地造成現場を受注しICT施工を本格的に開始する運びとなりました。
導入の決め手となったのは、従来必要だった丁張り設置が不要になることによるコスト削減と作業効率の向上です。ICT建機による施工は、業務全体の省力化と品質の安定化にもつながると確信し、導入を決断しました。

数百本の丁張りが現場から消えた

■■導入効果■■

(株)舞田興業 野田知昭さん
Smart Construction 3D Machine Guidanceの導入で、年間200~300本は必要だった丁張り設置が不要になり、現場の準備作業にかかる時間と人手、コスト削減を実現しました。初めはICT施工に対して多少の不安があり、丁張りを立てて確認しながら作業を行っていましたが、建機に表示される設計データと丁張りが合致したときは、非常に感動しました。また、任意の場所に刃先を置くだけで設計の高さを把握することができるため、いつでも精度を確認することができ、出来形の精度向上につながりました。
従来施工の測量では、日々の作業に加えて、土量計算や数値の誤差確認などに数日間を要しますが、ドローン測量を実施したことで、一度の飛行を1時間程度で完了することができ、これまで2名は必要だった手元作業員がいらなくなり、構造物の作成など他の作業に人手を回すことができました。
スマートコンストラクションⓇを導入したことで、課題だった作業効率が格段に向上しました。

(株)舞田興業 様

暮らしの礎をつくるを掲げ、地域住民のライフラインを守り、美しい自然を後世に残すため、インフラと自然環境の共存に取り組んでいます。
また、HIROSE FOOD BASE・FACTORY BASEを経営されており、インフラだけでなく、人からも町の活性化に取り組んでいます。
  • 社長 井上圭介 さん
  • 野田知昭 さん

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