■■ 現場詳細 ■■新潟県長岡市
河川土工・仮設工
【施工数量】土量:掘削工30,000m³
【ソリューション】Smart Construction Simulation/Smart Construction Dashboard/Smart Construction Fleet
Smart Construction/3D Machine Guidance
【稼働建機】PC128USi/PC200i/PC200マシンガイダンス装着機
(掲載月:2025年3月)
現場課題をアプリで解決へ
■■導入経緯■■
(株)中越興業 土木部 工事部長 片桐真人さん
この現場は、信濃川の河積確保を目的に、河川の土砂を取り除き土砂の搬出を行う工事となります。
ダンプトラックで土砂搬出を行いますが、運搬経路には、渋滞が予想される橋や通学路があり、渋滞緩和の対策や、交通管理を十分に実施することが求められる現場です。
そんな中、担当営業よりダンプトラックの最適な台数や渋滞発生をシミュレーションできる、 Smart Construction Simulationの説明を受け、これなら現場の課題に対応できると考えて、導入を決めました。また、以前の現場にてペイロードによる積載管理やSmart Construction Fleetでの動態管理を経験し、実用性を感じた経験も、導入する決め手のひとつでした。
時間の有効活用が実現。更なる進化に期待
■■導入効果■■
(株)中越興業 土木部 工事部長 片桐真人さん
この現場では、 Smart Construction Simulationを活用して、施工開始前に施工シミュレーションを行い、施工開始後は、ダンプトラックの運行管理や、予実管理を通じて工程遅延がないかをSmart Construction Dashboardで確認しました。
施工計画立案から情報共有までの業務を5日間で終えました。
従来であれば立案した運行経路を実際に変更したり、修正していく手間や、決定した施工計画を現地で関係者と共有するなどの、工程があり、最低でも7日程度を要したと思います。
また、Smart Construction Fleetでは、ダンプトラックの位置情報より到着時間を予測できるため、積込機のオペレーターや誘導員は、他の作業や休憩を取るなど、時間を有効活用できました。
Smart Construction Fleetは、こういった機能があったらよりいいなと思う部分がありますので、今後の更なる進化を期待しています。