福島県 クレハ建設(株) 様

クレハ建設(株) 土木工事部長 菅野謙一さん
今回、当社では初めてスマートコンストラクション®を導入しました。
本工事は物流倉庫の造成工事であり、施工箇所が広範囲にわたるため、従来の方法では測量に膨大な工数や手間がかかることを懸念していました。特に雨水排水管の敷設は1.3㎞に及び、床掘のための測量作業に多くの時間を要することが懸念され、全体の工期に影響が遅れるのではないかという不安がありました。
そこで今回、測量作業の効率化と施工プロセスのデジタル化を実現するために、スマートコンストラクション®を活用し、日々の施工データを管理し、測量作業の迅速化を図ることで、従来よりも効率的な施工を可能にすることにより、全体工期の短縮や生産性の向上を目指して導入することに決めました。

クレハ建設(株) 土木工事部長 菅野謙一さん
現場の地形をSmart Construction Droneにて撮影し、すぐにSmart Construction Edgeで3次元点群データ化することで、当初、2週間を予想していた測量作業が飛躍的に早くなり、わずか半日で完了し大幅な時間短縮を実現しました。
さらに、Smart Construction Dashboardを使用することで、現場の施工状況を一目で確認できるようになり、施工進捗の管理が楽になりました。
また、1.3㎞にわたる雨水排水管の掘削施工においては、PC200iにより床掘前の測量作業が不要となり、当初、約2ヶ月を要すると想定してた床掘作業が、PC200iに設計データを反映させるただけで、わずか１ケ間で完成することができました。スマートコンストラクション®の導入により、生産性の向上と効率の改善が実現しました。