岐阜県 (株)吉川工務店 様

(株)吉川工務店 土木部係長 後藤大輔さん
今回の現場は、ダンプがすれ違いできないくらいの道幅の狭い箇所がありました。そのため、誘導員を間隔を空けて配置しましたが、誘導員との連絡に使用しているトランシーバーの無線が届かない可能性がありました。
また、ダンプの運転手や走行ルートも日によって変わるため、その都度、走行ルートや注意すべきポイントを説明する必要があります。今回の現場は、交差点が多いルートだったこともあり、注意すべきポイントも多くありました。
そこで、ダンプの位置情報がリアルタイムに見ることができ、予め設定した注意喚起ポイントを共有することが可能なSmart Construction Fleetの導入を決意しました。

(株)吉川工務店 土木部係長 後藤大輔さん
アラート通知を利用し交差点や待避場所などを予め注意ポイントとして登録しておくことにより、車が差し掛かるとアラートが鳴るので、新しいダンプの運転手への説明も従来に比べ楽になりました。また、走行履歴も確認できるので、安全な速度で走行できているかなどの運行管理にも役立てることができました。従来は紙の日報で運搬回数などを集計し土量管理等を行っていましたが、PC上で確認できるようになったので、従来に比べ約30％ほど集計工数の削減につながったと思います。
(株)吉川工務店 土木部主任 野村勝己さん
従来はダンプの接近距離が分かりづらかったため、誘導員は持ち場を離れるタイミングを見計らっていましたが、 Smart Construction Fleetを導入したことにより、ダンプの位置情報が視覚で分かり、接近までの時間が把握しやすくなりました。そのおかげで真夏でも十分な水分補給ができ、熱中症対策にもつながったので良かったです。