中小企業の設備投資に関する優遇税制については、その立案当初から「キャッシュフロー効果」が言われています。
これは、資金力のあまりない中小企業の設備取得を支援する観点から、税制優遇措置を設けて中小企業の税負担を少なくすることで、キャッシュフローを改善するという国の政策です。
(注)万円単位で、万円未満四捨五入で計算しております。
例えば、通常4,000万円の利益に対して862万円の法人税負担がかかりますが、3,000万円の設備投資を行い即時償却を活用すると法人税負担は166万円となり、696万円分が節税となります。
つまり節税分だけ中小企業の資金流失が無くなり、キャッシュフローが楽になったことが分かります。