京都府 (株)竹田建設 様

#703 BIMデータを掘削用データに変換し建築基礎掘削に活用

滋賀県 彦根市
第1種陸上競技場新築工事
【施工範囲】155,880m²
【施工土量】24,700m³
【稼働建機】PC200i×2台/HB205(レトロフィット装着機)

(掲載月:2022年6月)

建築基礎掘削でICT建機を活用して効率化

■■導入経緯■■

(株)竹田建設

代表取締役 竹田優さん

元請け会社が工事全体に3次元データを活用して施工をするため、弊社もICT建機を使用して建築基礎掘削工事を行いました。以前に別の現場でICT建機を使用した経験から、今回の現場でも有効に使えると考えました。特に陸上競技場の特性上、楕円形状の基礎であることから、測量の省力化を図るためにも有効であると思い、導入を決めました。

BIMデータを活用 初めての試みで施工を進める

■■導入効果■■

(株)竹田建設

工事部長 竹中和智さん

当初の見込み通り、楕円形状の基礎掘削において測量の省力化を図ることができ、外周の法面においても丁張りレスで高精度な施工ができました。また、施工現場は琵琶湖に近く水位も高いため、水替えがネックとなっていましたが、図面の外周法尻に水替え用水路を反映させ、精度よく水路を掘削できたことで計画的に排水ができ、効率よく施工できました。今回の現場では、建築用のBIMデータを基礎掘削の作業に活用し、ICT建機にも応用しました。BIMデータとICT建機に必要なデータ、それぞれの特性を知ることができたという意味でも導入してよかったと感じております。元請け会社に置かれましては、今後もBIMデータでの設計をされるため、弊社も引き続きICT建機を活用していくつもりです。工種問わず、全ての工程で3次元データが使用されることで現場の生産性向上に繋がることを期待しています。


(株)竹田建設 様

当社は昭和35年創業以来、

重機土工として建築・土木、様々なプロジェクトにて安心・安全をモットーに成長してきた会社です。

時代の変化に合わせコンプライアンス、環境問題にも誠実に取り組み、社会に幅広く末永く貢献することを目標としております。

  • 代表取締役 竹田 さん

  • 工事部長 竹中和智 さん


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